排水処理
豊かな水資源を守りたい
 昭和30年代から40年代は、工業の発展により全国的に地下水のくみ上げ過ぎにより地盤沈下や河川の汚染が社会問題となっていた。当社工場のあった愛知県一宮においても染色工場を中心に対策が協議され、地下水に頼らない河川を利用した工業用水や企業用下水の整備が進んでいった。
 染色は水の確保が命であり、近隣で圧倒的に地下水伏流水の豊富な岐阜県大垣に先人は注目をし、工場を建設した。大垣市を中心とする西濃地方は、木曽川、長良川、揖斐川の流れを見ればわかるように、養老断層をヘリとしてゆるやかに西にむかって地盤がさがっているため、非常に地下水が集まりやすいのである。
 新興国の染色加工工場において排水が未処理のまま、あるいは部分的な処理だけで、それもたいていは違法で河川に放流されていることが報道されている。その結果、河川の水温が上がり、pH値が変化し、染料薬品に含まれた塩分・金属が水中に残留する。知識が乏しかったり、認識はしていても違法がまかり通ることが、エネルギー、染料薬品の使用量が莫大であるため、地球環境に大きなダメージを与え続けている。
 染色排水処理は、工場開業と同時に自前での高度な排水処理設備を有している。すばらしい水の恵みを利用すると同時に綺麗に戻して放流する責任がある。


<周辺環境>

会社から伊吹山を望む

大垣市八幡神社の自噴水


 
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